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KURO-CHIKUは、高知県中土佐町の黒竹の生産・加工・販売をしております。

黒竹は、イネ科のマダケ属の常緑タケ類。

桿の直径は1~3センチほどで、高さは3~5メートルほどになります。

桿ははじめ緑色で、夏を過ぎるとだんだん黒くなり、2年ほどで真っ黒に

なり、日当りのよい乾燥地では鮮やかな黒色となります。

そのまま、庭園に植栽されたり、

伐採後、油抜きという工程を経て鮮やかな黒色となり建築用や装飾用に利用され、工芸品の素材となります。

主な産地は、高知県中土佐町と和歌山県日高町で、3cm以上の大きい

黒竹が採れます。共に太平洋側の海に近い山林で、他の土地に植樹してもこのサイズに育たないようです。

そんな黒竹ですが

以前は、京都に多く出荷していましたが、近年、需要は激減し、

放置される竹林が増えました。

KURO-CHIKUは、竹林の整備・伐採・加工・商品開発をし、

黒竹の「価値の再構築」を行っています。